シャボンダマ
作詞野口雨情、作曲中山晋平
しゃぼん玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた
しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた
生れてすぐに こわれて消えた
風 風吹くな シャボン玉飛ばそ
しゃぼん玉飛んだ 屋根より高く
ふうわりふわり つづいて飛んだ
しゃぼん玉いいな お空にあがる
あがっていって かえってこない
ふうわりふわり しゃぼん玉とんだ
なんて悲しく
はかない歌だろう
雨情がわが子2人を続けて亡くされたと知り
あらためて詩人の感性に触れた思いがした
今、孫娘がシャボンダマに夢中
最近のシャボンダマは昔のように、ストローでオモイキリ吹かなくても
指でボタンをポンと押せば、ビックリするような勢いで泡が出る
カンタンに飛ぶその様にあまり風情は感じられないけど
やっぱり
泡が空にフワフワと飛んでいく様子は美しい
そして、ソレは
はかなくて
少し悲しい