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ペガサス

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ペガサス

馬に乗ったことがある。
買い物をしたら、籤に当たった、それが乗馬券。
2時間プロがついていてくれるので、怖いことは無いということなので、乗りに行ってみた。
馬場は広くて不思議な空間。
約、100頭の美しい馬がいた。
ピカピカ光った其の体をブラッシングしてもらい静かに俯いているのやら、
子馬と一緒に柵の中でノンビリ歩いているのやら、所在なげに足踏みをしているのやら、
ざっと見て人の数よりも馬の数の方が多そうだ。
乗馬券を持って待っていると、帽子と乗馬靴を貸していただき、いよいよだ。
わたしは、すっかりその気になっているので、ベルトコンベアーに乗っているような気分である。
5分位待つと、
見るからによたよたさんとちょっとカッコイイのとの、2頭がわたし達の前に繋がれてきた。
つまり、本日、幸運にも只乗りさせていただくのは、わたしととなりにいる女性というわけだ。
よたよたさんは、如何にもめんどくさそうに草を探して口をもぐもぐ。
カッコイイ方は、
いかにも利口そうで
キリリとして足踏みをしている。
勿論、わたしを乗せて走るのは、キリリのほう。
幸運にも、キリリのたずなをもったのはわたしだった。
2時間は夢のように過ぎた。
(なかなかすじが良い)というコメントをいただき、わたしの乗馬券に乗せての、
夢はおわった。
帽子と靴を返して、馬場をでたら、
ふいに、涙がでた。
長い間したかった経験が終わっってしまったことへの、お別れの涙だったのだろうか?
少し流した涙はすぐに乾いて、
チョット獣くさい馬場の風をポケットにしまって、
帰宅した。
by artartart100 | 2007-03-12 17:16
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