モンマルトルの丘
フュニクレールのってモンマルトルの丘に登った
ところが
夫が乗ったとたんに、ぶあ^^とベルがなってしまう
ああ^しまった!
すでに乗り込んでいた人たちがいっせいにこちらを見て
お~と笑う
夫一人分の体重がオーバーしたのだ
まあ、こんなこと、たいしたことではないのだけどる
夫は多少へこんでしまったようだ
頂上はみはらしが良くパリが一望できる
美しいサクレクール寺院に入る
ここは
19世紀後半の普仏戦争後、キリスト教信者の心を癒すために立てられた寺院だ
白亜の寺院のたたずまいはもうその姿を見るだけで
癒された気分になる
寺院の中は、ステンドグラスが美しい
中央には大きく描かれたキリストが両手を広げている
そのキリストに見守られながら
しばらくの間、息子と話をした
多分、カレもここを好んで幾度もきていたことだろう
もっともっとカレと話し合っておけばよかったのにと
だだ悔やまれる
あまりうじうじしていると、連れの夫に申し訳ない
涙は我慢だ!
寺院の中はうす暗い
すべてをやさしくつつんでくれるような気がする
目をつぶる
階段で遊んでいた鳩が空に飛んでいく気配がする