素
最近自分が話しの最後にオチをつけたがっているのに気づく
相手へのサービスのつもりなのかどうか
なんとか
格好良くオチをつけようとしている
チョット笑いの在るオチそれが、たとえ
自分の住所と違っていても
ここだここだと
引っ張って行こうとしている
人の話を聞いていて
魅力あるなあなんて感心するのは
決して
オチが上手いからじゃない
むしろ
結論もなく
その話から
ほおり出されてしまったかのような
無責任な会話のあとで
う~ん
と考えさせられることが多い
だからそのへんで
頑張っているわたしは
むしろ反対に
魅力のない道を選んでいるというわけだ
考えてみれば
こんなふうなことは
話し方だけではない
格好をつけているつもりが
むしろ反対に
格好悪いことになっている
見渡せば分かりやすいところで
化粧の仕方やかつらの選び方、など
とんとんと肩でも叩いて教えたい人は一杯いる
その中の一人が自分だな
素のままの自分を出せないのは
どうやら
私一人だけではないようだ